令和6年度肝炎ウイルス検診

　肝炎ウイルス感染者は日本でB型が約110万人、C型が約90万人いると推定されています。肝炎ウイルスは肝臓がんの主な原因です。しかし、肝臓は「沈黙の臓器」と称されるように自覚症状がないことが多いため、肝硬変や肝臓がんに進行している人が少なくありません。

　近年、ウイルス性肝炎の治療は進歩し、肝炎ウイルスに感染していても、早期に医療機関で適切な治療を受けることで、完治か深刻な症状に進行するのを防ぐことが期待できます。特にご家族の感染が分かった方や、小さいお子さんがいる方は家庭内での感染を防止するためにも検診を受けましょう。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

令和6年6月1日（土曜日）から10月31日（木曜日）

（注意）

検診期間は医療機関が混雑しますので計画的に受診してください。

1．40歳(昭和59年4月2日から昭和60年4月1日生まれ)の方

2．41歳以上(昭和59年4月1日以前生まれ)の方で、過去に肝炎ウイルス検査を受けたことのない方、年度内に受診した特定健診等で肝機能の数値に異常があり検診を希望する方

無料

血液検査によるB型・C型肝炎検査

健康保険証を持参し、実施医療機関に予約の上受診

対象

1. 都内市町村 (八王子市、町田市を除く) 在住の39歳以下の方
2. 過去に肝炎ウイルス検診を受けたことがない方（職場や各市町村で実施する肝炎ウイルス検診を受ける機会がある方は除く）

詳しくは、東京都西多摩保健所「肝炎ウイルス検診」（別ウインドウで開く）をご確認ください。

〇西多摩保健所

（住所）東京都青梅市東青梅1-167-15

（電話）0428－22－6141

東京都ウイルス性肝炎重症化予防事業により、肝炎ウイルス検診にて「陽性」または「C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高い」と判定された方は、初回精密検査費用助成制度の対象となる可能性があります。

上記の制度を利用する場合、領収書と診療明細書が必要となりますので保管をお願いします。

東京都保健医療局　初回精密検査費用助成（別ウインドウで開く）