平成30年度一般会計決算　歳出

　歳出総額は、226億4,173万円で、前年度に比べて2億4,772万円(1.1%)の減となりました。

　　羽村駅自由通路拡幅施工委託料や羽村第一中学校防音機能復旧（機器取替）工事などの普通建設事業費が増加した一方で、国民健康保険事業会計への繰出金や臨時福祉給付金等が減少したことなどにより、前年度と比較して減少しました。

　一般会計歳出決算額226億4,173万円を、平成31年1月1日現在の住民基本台帳人口5万5,607人を基に市民1人あたりに換算すると、40万7,174円になります。

　人件費や物件費などの性質別経費の主な対前年度比増減要因は次のとおりです。

　・人件費（議員などの報酬、職員の給与など）...退職手当組合負担金の増加などにより増となりました。

　・扶助費（子どもや障害のある方などを援助するための経費）...障害福祉サービス費や生活保護費などの増加により増となりました。歳出決算総額に占める割合は31.4％となりました。

　・物件費（需用費・委託料などの消費的経費）...教育用コンピュータ機器等使用料やコンビニ交付システム構築委託料の減少などにより減となりました。

　・補助費等（団体などへの助成金や一部事務組合負担金など）...西多摩衛生組合負担金などの一部事務組合に対する負担金の増加などにより増となりました。

　・繰出金（特別会計へ支出する経費）...国民健康保険事業会計、羽村駅西口土地区画整理事業会計や介護保険事業会計への繰出金が減少したことにより減となりました。

　・投資的経費（社会資本形成となる建設事業費）...羽村駅自由通路店舗移転負担金や加美緑地公園用地購入費などの事業費の減少により減となりました。