(令和3年1月26日)
おはようございます。
本日ここに、令和3年第1回羽村市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位のご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。臨時会の開会にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。
首都圏の1都3県に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出され、2週間余りが経過いたしましたが、感染状況は依然、高い水準が続き、収束の見通しが立たない状況にあります。
市では、この間、私自らも先頭に立ち、防災無線を通じ、市民の皆様に「かからない、うつさない、持ち込まない」を心がけていただくよう、感染拡大防止の徹底をお願いするなど、対策に全力で取り組んでおります.
こうした状況のもと、市民、事業者の皆様には、ご不便な生活が続く中、真摯に感染防止対策にご協力をいただいておりますことに、改めて深く感謝を申し上げます。
今が、まさに正念場と捉えております。
市では、先週、新たに組織体制の強化を図るため、「新型コロナウイルスワクチン接種対策担当」を設置し、さらに組織横断的に、全市民を対象とするワクチン接種を実行するための、全庁一体となったプロジェクト体制の整備に取り組みました。
組織の総力をあげ、引き続き、市民の皆様の命と健康を守るために、弛まず邁進する覚悟であります。
また、市内事業者の皆様には、大変厳しい経営状況が続いており、特に飲食業や小売業では外出自粛要請が続く中、より深刻な状況にあるものと承知をしております。
市では、こうした市内産業の厳しい状況を踏まえ、羽村市商工会など関係機関とも緊密に連携し、実効的な支援に努めております。
今次臨時会では、新たな支援策として緊急事態宣言の発出に伴い、経済活動に影響を受けている市内の企業及び個人事業主に対し、操業の継続及び従業員雇用の維持を支援するための 助成制度の新設に係る所要の経費を提案して おります。
企業、事業者の皆様の日々の懸命な努力が報われますよう、市では、あらゆる施策を活用して経済対策に積極的に取り組み、この苦境をともに乗り越えていきたいと考えております。
改めまして、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
なお、本日の臨時会には、補正予算案件1件、指定管理者の指定案件1件をご提案申し上げております。
よろしくご審議を賜りますよう、お願い申し上げまして、私の発言を終わります。