(令和3年12月7日)
おはようございます。
令和3年第8回羽村市議会、定例会を招集いたしましたところ、議員各位のご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
定例会の開会にあたり、一言、ご挨拶を申し上げます。
師走を迎え、本格的な冬の到来を感じる時期となってまいりました。
私が市長に就任して7カ月余りが経過しましたが、この間、新型コロナウイルス感染症への対策を最優先事項として、市民の皆様の安全と安心のため、職員と一丸となり全力で取り組んでまいりました。
市民の皆様、事業者の皆様におかれましても、それぞれのお立場から、感染予防にご理解とご協力をいただき、改めて御礼を申し上げます。
また、現場の最前線で、昼夜を分かたずご対応いただいている医療従事者や介護・福祉従事者の皆様、そして市民のくらしを支えるさまざまな業務に従事されているすべての皆様に、心から感謝を申し上げます。
緊急事態宣言が解除されてから2カ月余り、ワクチン接種の広がりと感染者数の減少で、日常生活や社会経済活動に回復の兆しが徐々に見えてきた矢先、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が南アフリカなどで検出され、現在、ヨーロッパを中心に感染が拡大しております。
我が国におきましても、現在、3人の陽性者が確認されております。
現時点では、感染力など、この変異株の実態は明らかになっておりませんが、私たちが取るべき対策に変わりはなく、マスクの適切な着用、手指の消毒、三密の回避など、これまでと同様、基本的な感染対策を行い、社会経済活動を継続することが大切であると考えております。
市といたしましては、感染拡大への警戒を緩めることなく、感染症対策に万全を期すとともに、市内経済の活性化に向けた取組みを積極的に推進してまいります。
最後に、市の新型コロナワクチン接種の状況ですが、全庁を挙げて市民の皆様へのワクチン接種に取り組んできた結果、12歳以上の全年齢層の2回接種率は、12月6日現在、84.3パーセントとなっており、接種を希望する方への接種は、ほぼ完了したものと捉えております。
市では、3回目の追加接種に向けた体制を整え、本年3月から4月に2回目の接種を行った市内在住の医療従事者の皆様に接種券等の発送を開始したところであります。
一般の市民の皆様に対しましては、来年1月中旬を目途に、2回目の接種を受けた時期に応じて接種券等を発送し、2月頃から順次、接種を開始していく予定であります。
なお、今次定例会には、条例案件4件、補正予算案件1件、規約の変更案件1件、合わせて6件の議案をご提案申し上げております。
よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。
以上で、私の挨拶とさせていただきます。