日時
令和5年6月30日(金曜日) 午後7時00分から午後9時00分
会場
生涯学習センターゆとろぎ 会議室
出席者
議長 川津紘順、副議長 江上真一、 委員 小山夏樹、市野明、石川千寿、中野菊枝、浦野雅文、清水雅俊、荻原稔
欠席者
本田文栄
議題
1.あいさつ
2.協議事項
(1)令和5年度社会教育関係団体補助金の交付について【事前送付・資料1】
(2)答申内容について 【資料2】
3.その他
(1)令和5年度第2回社会教育委員の会議会議録について
(2)都市社連協 第1回理事会について
(3)今後の会議等の日程について
傍聴者
なし
配布資料
・令和5年度社会教育委員名簿(令和5年6月20日現在)
・令和5年度第3回羽村市社会教育委員の会議次第
・【資料2】答申内容について
・【資料1】令和5年度羽村市社会教育関係団体補助金関係資料(事前送付)
・令和5年度第2回社会教育委員の会議 会議録(事前送付)
・まちづくり出前講座パンフレット
・令和4年度(2022年度)ゆとろぎ協働事業運営市民の会「事業報告書」
会議の内容
(生涯学習推進課長) ただいまから令和5年度第3回羽村市社会教育委員の会議を開催します。
本日の傍聴者はおりません。次第に沿って会議を進めさせていただきます。
1. あいさつ
(議長) 本日から答申内容について本格的な協議を行っていきます。9月には、皆さんの意見をまとめて中間答申が出せればと思っていますので、積極的な御発言をお願いいたします。
2. 協議事項
(1)令和5年度社会教育関係団体補助金の交付について
(事務局) <資料1-2から1-7により意見聴取について説明>
(議長) 事務局から社会教育関係団体補助金の交付の意見聴取の概要について説明がありました。何か御意見、御質問等ありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) 次に、補助金の申請状況について説明をお願いします。
(事務局) <資料1-1により申請状況について説明>
(議長) 事務局から申請状況について説明がありました。何か御意見、御質問等あるか。
(各委員) 特になし。
(議長) 続いて、各団体の補助金申請内容について、事務局から説明願います。
1団体目の「ボーイスカウト羽村第一団」ですが、私が団の育成会会長のため、退席し、進行について、副議長にお願いします。
<議長 退席>
(副議長) 議長に替わりまして、進行をさせていただきます。
議長が退席したのは、補助金の意見聴取時に対象の団体に社会教育委員が属していた場合、会議室から退席をしていただいています。これは、申請内容について意見聴取や審査を行う者と、審査を受ける団体との関係について市民から情報公開等があった場合に、疑念が持たれないように透明性・公平性を担保するために4・5年前から行っています。
ボーイスカウトの時は議長、文化協会の時は市野委員に退席をお願いしていますが、以前は、PTA連合会への補助金審査の時も、市P連会長にも退席いただいていました。
それでは、「ボーイスカウト羽村第一団」について説明をお願いします。
(事務局) <資料1-1、1-8により説明>
(副議長) 「ボーイスカウト羽村第一団」について説明がありました。何か御意見、御質問がありますか。
(各委員) 特になし。
(副議長) それでは、「ボーイスカウト羽村第一団」について、意見聴取が終わりましたので、議長に入室していただき、進行をお願いします。
≪議長 入室・着席≫
(議長) 次に、2団体目の「羽村市子ども日本舞踊サークル さくらの舞」について説明をお願いします。
(事務局) <資料1-1、1-8により説明>
(議長) 「羽村市子ども日本舞踊サークル さくらの舞」について説明がありました。何か御意見、御質問等ありますか。
(委員) 資料1-1の18歳以上の構成員は保護者の方ですか。
(事務局) 18歳以上の構成員には、保護者と指導者が含まれていると理解しています。
(議長) 他に何かありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) それでは、「羽村市子ども日本舞踊サークル さくらの舞」について、意見聴取が終わりましたので、次に、3団体目の「コールリラ」について説明をお願いします。
(事務局) <資料1-1、1-8により説明>
(議長) 「コールリラ」について説明がありました。何か御意見、御質問等ありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) 「コールリラ」について、意見聴取が終わりました。
次に、羽村市文化協会補助金について、事務局から説明をお願いします。なお、当該団体に関係がある委員については協議内容が所属団体に関わることから、退席をお願いします。
<委員 退席>
(事務局) <資料1-1、1-8により説明>
(議長) 事務局から説明がありました。何か御意見、御質問等ありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) それでは、「羽村市文化協会」への補助金の交付について、審査が終わりましたので、退席している委員の入室を求めます。
<委員 入室・着席>
(議長) 令和5年度社会教育関係団体及び文化協会への補助金の交付について、社会教育委員の会議としての事務局案に対する意見聴取等は以上とします。
次に、2 協議事項(2)「答申内容について」は、3その他(1)「令和5年度第2回社会教育委員の会議、会議録について」、(2)「都市社連協、第1回理事会について」及び(2)「今後の会議等の日程について」が終了してから協議したいと思いますが、皆さんいかがでしょうか。
(各委員) 異議なし。
(議長) それでは、2協議事項(2)「答申内容について」は、3その他の後に議題といたします。事務局から3その他(1)「令和5年度第2回社会教育委員の会議会議録について」説明をお願いします。
3.その他
(1)令和5年度第2回社会教育委員の会議 会議録について
(事務局) <説明>
(議長) 事務局から説明がありました。御意見、修正等ありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) 意見・修正が無いようなので、(1)令和5年度第2回社会教育委員の会議会議録については、以上とします。次に、3その他(2)都市社連協第1回理事会について、事務局から説明をお願いします。
(2)都市社連協 第1回理事会について
(事務局) <副議長と事務局が参加することを説明>
(議長) 事務局から説明がありました。何か御質問等がありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) 御質問等が無いようなので、(2)都市社連協第1回理事会については以上とします。 次に、3その他、(3)今後の会議の日程等について、事務局から説明をお願いします。
(3)今後の会議等の日程について
(事務局) <第4回、第5回日程を説明>
(議長) 第4回の会議は、7月28日(金曜日)午後7時から、ゆとろぎ会議室、第5回の日程は、答申内容の進捗状況にもよりますが、次回の会議の時に決定させていただいてよろしいですか。
(各委員) 異議なし。
(議長) それでは、第5回日程は次回7月28日(金)に決定させていただきたいと思います。 次に、2協議事項の(2)答申内容について事務局から説明をお願いします。
2. 協議事項
(2)答申内容について
(事務局) <資料2-1を説明>
(議長) 各項目について、皆さんの意見を聞いていきたいと思います。始めに、検討項目のⅠ-1安全安心な場所のさらなる確保について、何か意見等ありますか。
Ⅰ-1 安全安心な場所のさらなる確保について
(委員) 学校の理解と協力を得、利用できる施設を確保することが、大事なポイントになると思います。例えば、天候により校庭で活動ができない時の居場所としての教室や体育館の利用、授業により体育館が利用できないケースを想定し、学校と放課後子ども教室で話し合う必要もあると思います。
(議長) 活動場所の確保について、学校関係者としてどう思われますか。
(委員) 空き教室などは、児童数、学級数に左右されます。元々児童数、学級数が多かった富士見小学校や武蔵野小学校は、現在、児童数が激減していますので、かなり教室の空はあると思います。それ以外の学校は、2学級規模の学校ですから空き教室は少ないと思います。35人学級の制度が始まっていますので、もし、新1年生が70人以上入学すると、3学級を6年間確保しなければならず、今、使用できている教室も使用できなくなるかもしれません。体育館は、学級数が多いと体育の授業で使う回数が増えますので、放課後子ども教室の実施している時間に重なることも考えられます。なお、2学級規模の学校であれば、放課後子ども教室の時間に体育の授業を入れない工夫はできるかもしれません。
(議長) 余裕教室と体育館は、全体、7校ではではどうですか。
(委員) 教室の余裕については、富士見小学校と武蔵野小学校は、空き教室が多いと思います。他の学校は、現在放課後子ども教室に提供している教室以外は無いと思います。
(部長) 小山委員からお話がありましたように、余裕教室は学校によってバラツキがあるのが現状です。児童数は減少傾向にありまして、現在7校で2,500人程度の児童数が、今後5年間で350人以上、今の1校分ぐらいの児童数が減っていく推計となっています。但し、35人学級に移行している学校もありますので、富士見小学校や武蔵野小学校のように、これから空き教室が出てくるかと言いますとそうでもないと言えます。
(議長) 余裕教室については分かりました。来年度から学童クラブが富士見小学校に入ってくると聞いています。今後、他の学校に学童クラブが入った場合、放課後子ども教室の利用できる施設に影響が出てきますか。
(部長) 教育委員会としては、市長部局、学童クラブを所管する子ども家庭部と連携したいと考えています。学童クラブにも富士見小学校だけでなく他の学校の余裕教室で行いたいという意向がありますので、調整して行いたいと思っています。
(議長) 学童クラブのことは分かりました。いろいろな意見が出ました。「安全安心な場所のさらなる確保」については、意見を参考に更なる検討を行っていきたいと思います。次にⅠ-2「開室日数の増加の検討について」何か意見等ありますか。
Ⅰ-2 開室日数の増加の検討について
(副議長) 開室日数の増加は、指導員の就労の場の確保の面からは重要と思いますが、子供の立場で考えた場合に、開室回数を増やすことはどうなのか。保護者からの放課後子供教室への意見を聞いたことがありますか。
(事務局) 2年に一度児童と保護者を対象にアンケートを行っています。令和3年度に実施したものを【資料2-2】として添付してありますが、アンケートの2ページに開室日数について、「現在の開室曜日に加えて、他の曜日にも実施してほしい(17件)」「毎日実施してほしい(12件)」などの記載があります。
(委員) 土曜日・日曜日も開室しているところがあると記載されていますが、羽村市の場合は、土曜日・日曜日は施設を少年サッカーや野球の団体が利用しているので、開室は難しいと思います。
(議長) 放課後子ども教室の開室について、現在は給食のある日に実施しています。開室日が増えてもこの原則は変えないほうがいいと思っています。
(委員) 小作台小学校の子共たちは、はむらっ子を非常に楽しみにしている。児童に声をかけたりすると、「楽しかった」「もっとやりたい」など意見が多いと思います。
(委員) 私の子供も2人、4年生と1年生が小作台小学校に通っています。小作台小学校は火曜日と木曜日にはむらっ子広場が行われていますが、2人とも用事があって参加できていません。子供からすると開室日が多ければ参加できるのにという気持ちがあるのと、親からすると多数の友達と公園等不特定な場所で遊ぶより、学校のはむらっ子広場でみんなと居てもらうほうが、安心安全という気持ちはあります。たまには冒険が必要と思いますが、安全安心な場所の選択肢が増えることは良いことなので、親の立場からすれば、要望として開室日数が増えるに越したことはないと思います。
(議長) 確かに、週2回の開室日に習い事等が重なると、教室に参加することができない。今年度から水曜日も開室していますが、水曜日は習い事をしている子供が多いと思えます。
(委員) 一般的ニュアンスからすると、「子供たちは教室に参加したい」「親も参加させたい」ので、開室日数は増えたほうがいいだろうとしか言えず、具体的にどうするかとなれば、予算や場所などの課題が出てくると思います。答申には、子供のこと、保護者の要望、指導員の就労などを踏まえて纏める必要があると思います。基本線は、開室日数は増やしていく方向かと思います。
(委員) 指導員の就労の仕方で、複数の教室を兼務している人はどのくらいいますか
(議長) 現在は、複数の教室に所属している人はいない。1ヶ所で2日間働いて、他で不足が生じた場合に残りの2日でヘルプに行ってもらっています。
(委員) 開室日数を増やしたときに、指導員等スタッフの応募が課題と思います。
(事務局) スタッフ不足の件は資料の裏面に検討項目として記載しています。後で御意見をいただければと思います。
(議長) スタッフの確保についても意見をいただいて、答申に反映していければと思っています。
(部長) 今、開室日数の話がありましたが、今年度から富士見小学校と武蔵野小学校が1日増えて、全7校が週2日の開室になりました。2校の開室日が増えた理由は、今まで、教室の確保が難しかったことにあります。先程お話ししたとおり、児童数の減少により、余裕教室の利用の調整が可能となったものです。
(議長) 開室日数についていろいろな意見をいただきました。これを踏まえて、「Ⅰ-2 開室日数の増加の検討について」まとめていけたらと思います。次に「Ⅰ-3活動内容の充実の検討」について何か意見等ありますか。
Ⅰ-3活動内容の充実の検討について
(議長) ハムショップフレンズ(サトウ無線)から、各教室で無線体験を実施したいと話が来ていたと思いますが、具体的に進んでいますか。
(事務局) 担当が調整を進めており、実施できそうな教室もありますので、開催できればと思います。具体的な日程の調整はこれからになると思います。
(議長) ボランティアの項目について、例えば、文化協会の加盟団体で折り紙を行っているサークルの方に、年1回ぐらい各教室を廻ってもらうこと等、文化協会の協力を得ることは可能ですか。
(委員) 依頼されれば、加盟団体を紹介する程度の対応は可能と思いす。今までも個別に、町内会や特別支援学校とかに行っています。
(副議長) 個別対応になってしまうのかもしれませんが、文化協会として、学校を支援するようなシステム、窓口を創ることができますか。
(委員) 文化協会に加盟している93団体の活動内容の紹介はできますが、システムを創るのは難しい。
(副議長) 学校とか教室を運営する側が、団体に個別に当たらなくても、文化協会に相談すれば紹介してもらえるレベルのシステムでは如何ですか。
(委員) 文化協会加盟の団体は、もともとは自分たちのサークル活動をすることを目的としており、ボランティア団体ではない。ボランティアをする加盟団体もあり、頼まれた時にやってみたければ、引き受けると思うが文化協会としてシステムを創ることはない。
(副議長) ボランティアの取り組みは、羽村市の言う「循環型の生涯学習」に正に当てはまると思う。
(委員) 私たちも先人から学んだことを、引き継ぐ先が中学生・小学生であったりすることはあると思う。しかし、特定の小学校というのではなく、ゆとろぎで活動している団体の中に小学生が入って体験していく必要があります。例えば、羽村市吹奏楽団という団体がありますが、羽村第一中学校の吹奏楽部の生徒が入っていたこともあり、そういう意味では、体験・交流の場の門戸は開いています。
(委員) 講師派遣や地域の協力は、誰でも良いわけではありません。子供を相手に教えることにはスキルを要することを踏まえてお願いしていかないと難しいと考えます。なお、特別プログラムの例として、学校に授業で朗読をしている図書館の「お話ボランティア」との調整により、はむらっ子広場への巡回は可能かもしれません。このような学校も関係がある団体の活用もあると思います。
(議長) 各学校のはむらっ子の主任の考え方で、やってみたいものがあれば、団体と実施日を調整すれば可能な場合もあるということですね。全体で行うとなると大変だけど。
(委員) 福生市の放課後子供教室は、お話会のプログラムが入っていて、図書館ボランティア等が、朗読を行っています。
(委員) 活動内容の充実はできれば素晴らしいと思いますが、プログラムをやってくれる人がどれだけいるかが、課題として挙げられて、そんなにはいないだろうというのが実態と思います。ボランティア活動で学校に協力してくれる人には、学校の授業をメインに協力してもらって、はむらっ子には、それを求めなくてもいいのかが私の考えです。少ない資源を来るか来ないかわからないはむらっ子に、投入するのではなく、皆のいる学校に投入すべきです。はむらっ子は、日常生活を安全に暮らすことをメインに考えることで、運営スタッフも特別なイベントを準備するためのエネルギーを使わずに済むのではないかと私は思います。言葉は美しいし、はむらっ子広場は楽しいほうがいいに決まっていますが、はむらっ子広場を充実しようとするとすごいエネルギーがかかるし、その割に対象者が少ない。大事だけど全部はできないので切ったほうがいいのかなと私は考えます。
(委員) ボランティアの年齢層はどのくらいでしょうか。小学生を相手にするからには走り回ったりするから、僕でも疲れてしまいます。イメージが湧かないので教えていただきたい。
(議長) 内容によります。私が見学した日野市の放課後子ども教室では、スポーツ吹矢をやっている団体が、教室に来てくれており、体育館で実施する日を事前に言っておくと、その時に自然に集まってくる様子を見ました。
(委員) 体育館や校庭での活動テーマが決まっておらず、その場の流れでやることが決まった場合に、何回に1回は一緒に走り回れるような方、平日休みの保護者を募ってみれば、元気なお父さんやお母さんの何人かは来てくれるのかなとお思います。それをあてにしてはいけないと思いますが。
(委員) 今のお話は、特別プログラムの時のボランティアですか。普段来ているボランティアですか。
(委員) 普段でも声をかければ、暇なパパは来てくれるかなと思います。
(委員) 普段、放課後子ども教室に来ているボランティアの方の実態は、私より先輩の方がほとんどです。
(副議長) 放課後子ども教室の開室時間が、働き盛りの方や若い人の来られる時間ではない。
(議長) 唯一若い方は、松林小学校で、羽村高校の生徒がボランティアで来てくれて一緒に遊んでくれています。
(委員) 小作台小学校も1人若い方が、 30歳前後、もしかしたら30歳前かもしれない方が週1回来てくれています。その方にはプールの指導補助もお願いしました。
(委員) 小作台小学校も「かあちゃん・おやじの会」というのがあって、顔見知りの平日休みのパパも何人か入会しています。モデルケースとして、声掛けしてみて試行をして10人程度集まることができれば、何か月に1度であっても実施したら良いと思います。お金もかかりませんし、パパの運動不足の解消にもなるし、案としてはいいのかなと思います。
(議長) 以前に、普段の西小学校の放課後子ども教室で将棋のできる人に指導者として来てもらっていた。将棋は興味のない子は全くやらず、少し教えても続かず、指導者も手持ち無沙汰になって来なくなってしまった。普段の放課後子ども教室とは別枠で、特別プログラムの教室を設けて、その日が将棋の日であれば好きな子が集まるようにする。このような形で特別プログラムができないかということです。
(委員) 活動内容の充実については、先程、安全面を優先して行えばいいという発言がありました。私も低学年については安全な場所を確保するという考え方でいいと思います。参加が少ない高学年は、視点を変えて参加したくなるような特別プログラムを負担にならない程度にポイントポイントで実施するのはどうかと思いました。例えば、人材確保が難しいのであれば、映画鑑賞とかアニメ鑑賞とかでもいいと思います。昔のアニメとか映画だと2時間で長いから30分程度のアニメを観ようとかにすれば、新たに指導員を確保しないで済むだろうし、場所を確保すれば、先程の将棋のように興味のある児童が、低学年だけでなく高学年も集まってくるだろうと思いました。
(議長) いいヒントをもらいました。私たち、ゆとろぎで子ども映画会というのをやっています。そういう人に頼んで、実施日と場所を告知しておけば、子供たちも、高学年も来る可能性があるかもしれない。
(委員) 高学年は、自分で何らかの企画ができる、自分で考えることができる学年なので、はむらっ子の中でやってみたい遊びを自ら企画・実施させては如何か。例えば、「ミニ縁日」をやりたいのなら、どうやったらできるか、どんな準備が必要か自分たちで考え体験することができれば、参加すると思います。ただし、それを仕掛けるのはかなり大変なことと思います。
(議長) いろいろな意見が出ましたので、これを踏まえて、「Ⅰ-3活動内容の充実の検討」まとめていけたらと思います。次に「Ⅱ-1 指導員不足の解消方策の検討」について何か意見等ありますか。
Ⅱ-1 指導員不足の解消方策の検討」について
(委員) 指導員とボランティアの区別についてお教えいただけますか。資格の有る無しとかですか。
(議長) 活動に対して報酬が支払われるか支払われないか、有償か無償の違いです。
(委員) 特に指導員方は社会福祉主事の資格を持っていなければならないという規程とかはないわけですね。
(委員) 事務局が月曜日休みだから火曜日に開室日が重なっているというのは、何か理由があるのですか。
(事務局) 放課後子ども教室の主管課の生涯学習推進課が、月曜日が休館日のゆとろぎの中にあるので、昨年までは、月曜日に放課後子ども教室が開室されていましたので、緊急時対応のため出勤していました。今年度から従前の月曜日に開室していた学校を月曜以外に変更していただきましたので、開室日が重なったということです。
(委員) 今年は、月曜日は開室していないということですか。
(事務局) その通りです。
(委員) 資料2-3の教室の実施日は、昨年の物で、今年と違うということですね。
(事務局) その通りです。令和4年度の実績についての資料ですので、令和5年度とは開室曜日は異なります。
(議長) 火曜日が多くなった理由は、昨年まで月曜日開室であった4校が、月曜日を他の曜日に変更する際に、もう1日とは間を空けたほうが良いと考えて、従来からの火曜日開室2校と併せて6校になってしまった。ボランティアの確保について、皆さんどう思いますか。確保できると思いますか。
(委員) 難しいのではないですか。
(委員) 難しいと思います。
(委員) 有償なら別かもしれませんが。
(委員) 先程のパパの話はチャレンジしてみる価値があると思います。
(議長) 福生市放課後子ども教室では、無償のボランティアが沢山いるのに、羽村市は何故少ないのか疑問です。例えば、富士見小学校では、授業の無償ボランティアを多く確保し、一年生の大変なクラスに、1教室当たり毎日2から3人手伝いに来てもらっている。そういう人をうまく見つければと思います。
(委員) 小作台小学校の保護者の立場から、放課後子ども教室のボランティアを募っている事実を知らない。一度でもインフォーム(説明)することで、知る機会を創らないと、能動的に情報を取りに行くことはないと思います。きっかけがあれば、何人かは参加すると思いますので、インフォームする方法に問題はあると思います。
(委員) 低学年の母親も全員が働いているわけではく、自分の子供と関わりたい親御さんは潜在的に多いと考えます。ボランティアを募集しているということが伝われば、空いている時間であれば、自分の子供や友達の子供を見るという、いわゆる無償ボランティアは、リタイヤしている人を探すよりは、見つかりそうな気がします。反対に児童の保護者の中や孫が通っている祖父母のほうがいそうな気がします。
(委員) 小作台小学校ならば事前の連絡なしでも、教室に行っていいのであれば、子供の友達を知っている父母が手伝ってくれるかなと思います。小さなきっかけかもしれませんがそう思います。
(委員) ボランティア参加のいろいろな形の話ですが、ボランティアの参加について何の規則もルールもないところ、突然お父さんが来ると、スタッフの方々は「今日は何なの」となってしまうので、来てくれたお父さんは名前を書くとかルール創りは必要と考えます。何もない現状では行けないと思いますが、こういうボランティア参加の形も有りというルール、仕組みを行政で整えれば、お金もかからないので、チャレンジしてみる意味はあると思いました。あと、指導員の不足については、私は、これから協議することになっている一番下に書かれている「民間委託」の可能性が大きいと思っています。例えば放課後子ども教室の事務局の生涯学習推進課の職員の方が指導員のシフトを割り振り、突発的な欠員補充の調整までエネルギーをかけているのであれば、事務局は大枠を設定してそれに沿った運営を民間に委託し、シフトの調整とかは会社に任せれば、事務量の軽減にもつながると思います。私が関わった子ども関係の会社でも、人は不足しているといっていましたが、それなりのスケールメリットがあり、融通が利くので、開室日数を増やすことも考えるのあれば、直営で行うことに拘らず、いろいろな方法を考えてみることがいいと思います。
(議長) 今の件は3その他の部分でまた話したいと思います。
(委員) 指導員不足の対策でハローワークに求人しても人脈を使っても集まらないというのであれば、違う方法を模索してみる必要はあると思います。
(部長) 今、民間委託のお話がございました。羽村市では、放課後子ども教室及び学童クラブを、直営で行っています。近隣の状況を見ますと民間委託が多くなっています。例えば福生市などは学童クラブと放課後子ども教室を同じ民間会社に委託し、学校内で一緒に運営しているので、子供たちが行き来しています。当市でも教室の運営方法については、これからの放課後子ども教室のあり方を考える中で、直営だけでなく民間委託も含めて考えていくことになると思います。直営にも委託にもメリット・デメリットがあると思いますので、他市の状況も踏まえて、もう少し検討することができればと思います。
また、先程のボランティアの関係ですが、仕組みも募集のアナウンスも、まだ十分とは言えない状態です。先程までの御意見もございましたとおり主要課題である指導員の確保については、一層取り組んでまいりますが、募集についても事務局側からどうやって発信していくのか、難しい部分はあると思いますが、PRの仕方が重要であると、皆さんの意見を聞いて思いました。
(議長) 私も同じこと思いました。例えば私が関わっている「リアル寺子屋」では、スタッフ全員ボランティアで自由に来てもらい、勉強をみてもらっているため、来た人には名前を書いてもらう形で安全を確保しながら行っています。はむらっ子ボランティアも学校だより等を利用して募集について宣伝と、自由参加を認めれば集まるのではないかと思いました。
(委員) 今、子供が小学校に行っていないのでわからないのですが、学校からのお知らせやお便りは紙ベースで配られるのかメール配信で行われているのですか。
(委員) 基本的には、紙です。
(委員) メーリングリストとかあって、登録されている保護者にメールで一斉送信されるような、例えば東小学校なら東小学校の情報が届くみたいなことはありますか。
(委員) そういうツールは各学校にあります。
(委員) そのツールを使って「ボランティア募集」みたいなことができるのでしょうか?
(委員) それはできます。
(事務局) 指導員やボランティアの募集については、市のメール配信サービスでも行っています。配信サービスの、全般、防災、子育てなどカテゴリーはありますが、何度か募集の記事を配信しています。その他に紙ベースでも募集のチラシを配布しています。メール配信やチラシにしても種類が多いので、本当に関心がある記事でないと見ないのかもしれません。ボランティアの募集は、担当職員ができる限りのことはやっていると思っています。
(委員) 私も市のメール配信を登録していますが、タイトルを見てこれはいらないと判断し、読み飛ばすことが多いです。
(副議長) 全体でいくつも配信されると全部見るのは難しい。
(委員) 保護者用、学校ごとのメール配信があれば、見てくれるのかと思います。
(委員) 保護者を呼ぶなら学校からのメール配信でということですね。市全体のメール配信より、ターゲットを絞った配信も重要と思います。
(議長) その他の民間委託話も含めて、いろいろな意見が出ましたので、これを踏まえて、「Ⅱ-1 指導員不足の解消方策の検討」まとめていけたらと思います。次に「Ⅱ-2 運営スタッフへの研修の実施」について何か意見等ありますか。
Ⅱ-2 運営スタッフへの研修の実施について
(委員) 指導員は、採用前に30人近くの子供との会話、指導の経験をしたことがない方が多いのが実情と思います。ここにいる委員の皆さんも学校の先生以外はそういう経験は無いと思います。そういう方が、指導員となって、子供たちを目の当たりにすると、どういう対応ができるのか、非常に戸惑うと思います。子供たちへの声掛け、リードしていくコツ、運営や教室の中での対応の仕方などは、経験者の助言が必要です。先程、議長にあらためてコーディネーターとして全校を見てもらいたいといいました。採用された指導者が、特に主任指導員については、子供への対応、学校とのやり取りは、今までの自分の経験やスキルでは難しく、独り立ちできるまでの間、具体的な相談ができる相談役や支援者が必要であり、できれば学校経験者にコーディネーターをお願いできればと考えます。その指導員を守ること、指導員が楽しく、子供たちと良い関係を築くための支援は、子供を守ることになります。研修の実施に併せて、指導員への支援体制を創ること、スタッフを維持する環境づくりをすることが大事だと痛感しました。
(副議長) 学童クラブ指導員の研修は、どんな内容でどれくらいやっているか。また、その研修に放課後子供教室の指導員やボランティアの方が参加することは可能なのかわかれば教えてもらいたい。
(事務局) 学童クラブの所管課が、指導員・補助員を対象にゆとろぎの小ホール等で研修を実施していることは承知していますが、その内容までは把握していません。参加が可能かどうかも含めて次回の会議までに確認して、報告いたします。
(副議長) 研修を実施する場合は、生涯学習推進課が行うことになると思うのですが、内容的に学童クラブの指導員・補助員対象の研修と同じならば一緒に実施すればいいと思って、内容を確認しました。今でなくていいので確認をお願いします。
(委員) 指導員の支援についての内容は、以前はコーディネーターが1人で7校を見ていたところ、支援員のためのOJTのスーパーバイザーの設置が必要という意見だと思いました。各学校の現場はいろいろですからそれに対して助言できる方がいれば素晴らしいことと感じました。あと、東京都がやっている子育て支援員という資格・講習ですが、社会福祉協議会のファミリーサポートなどでは、「この資格をお持ちですか」と問われます。同様にこういうあるものを使って研修をアウトソーシングしていって、資格取得の講習を推奨するような仕組みを創るといいかなと思います。研修を受けて資格を取得すれば、他のところでも資格を活かして働けるし、職員の負担も減ります。研修は、直営で行うより、あるものはアウトソーシングしていけば良いと思いました。
(議長) 指導員の研修は、必要と思いますのでどういう形で行うかは今の皆さんの意見を聞いてまとめていきたいと思います。 次に「Ⅱ-3 円滑な教室運営に向けた日常的・定期的な情報共有の必要性」について何か意見等ありますか。
Ⅱ-3円滑な教室運営に向けた日常的・定期的な情報共有の必要性について
(委員) 以前に比べて打合せの回数は減ってきているのでしょうか。前に校長会の会長の時に、会長及び全校の放課後子供教室の指導員が集まって情報交換する会議がありました。その他に各校で副校長と指導員、ボランティアと打合せが年に数回行われていたと思います。昨年、私が1回出席した会議がそれだったのですか。
(事務局) 昨年は副校長先生が入った会議は、2回実施、その他指導員の会議、PTAの方等が入った会議等を実施しました。
(委員) 回数はそんなに変わっていないですね。
(事務局) 令和4年度は、今までの状態に戻していこうという考えがあり、ほぼ会議をしていない令和3年度より少しでも戻すように心掛けました。
(委員) 学童クラブにかかわっている者として、意見交換は是非やっていただきたいと思います。メンバーについては、コミュニティスクールや学校評議員の方も必要と思います。
(議長) 学校との情報交換は必要です。年度初めか5月にどういう子が参加するとか、気を付けてほしいこととかお互いに情報共有のため是非やっていただきたい。
次の 3その他「民間委託による運営」については先程意見をいただきましたので、資料の2-2について事務局からの説明をお願いします。
(事務局) <資料2-2 アンケートを説明>
(議長) これは、令和3年度のアンケート結果ですので、中身を見ていただいて、次回以降まとめる中で参考にしていきたいと思います。
以上で、本日の資料の説明は終わりますが、全体で何かありますか。
(各委員) 特になし。
(議長) 特に無いようですが、最初に事務局から話がありましたが、今日の意見を踏まえて、事務局と正副議長で中間答申の案をまとめて、次回後提示したいと思いますので、その内容等に意見を頂いて、文言等の加筆や修正をしていく段取りで進めていきたいと思いますがよろしいでしょうか。
(各委員) 了承。
(議長) ありがとうございます。本日は以上で終了といたします。 (午後9時0分 終了)