元気なからだをつくる教室「カラダ塾」。今回のテーマは糖尿病です。
血糖値の上昇をゆるやかに保ちながら、美味しく食べられるメニューを紹介しました。
ポイントは
・ごはんにもち麦(食物繊維)を混ぜる
・主菜(肉のおかず)にも野菜をたっぷり使う
・きのこや海藻(食物繊維)を使う
・糖質の多い野菜(かぼちゃ等)は取り入れつつ食べ過ぎない
などがあります。
彩りよくさまざまな食材を使った糖尿病予防メニューは、参加者大満足の仕上がりでした。
ぜひお試しください。
主食 ごはん(女性150グラム、男性180グラム)
主菜 鶏とトマトのマリネ
副菜 なすのねぎ塩ナムル
副菜 切り干し大根入りかぼちゃのごま和え
《1食分栄養価》
エネルギー 女性532キロカロリー、男性579キロカロリー
食物繊維 女性9.9グラム、男性10.5グラム 食塩相当量 女性2.3グラム、男性2.3グラム
米を炊くときに市販のもち麦を加えました。
《1食分栄養価》
エネルギー 女性239キロカロリー、男性287キロカロリー
食塩相当量 0グラム
主菜にも野菜をたっぷり使い、食物繊維量アップ!
レモン汁とポン酢で暑い日でもさっぱりおいしく食べられます。
野菜や肉に含まれる脂溶性ビタミンは
油と一緒にとると吸収率が高まります。
《1食分栄養価》
エネルギー 185キロカロリー
食塩相当量 1.1グラム
きのこと海藻を使った1品料理です。
にんにくとごま油でクセになる味付けになっています。
なすとえのきはレンジで加熱して作ることもできます。
《1食分栄養価》
エネルギー 37キロカロリー
食塩相当量 0.6グラム
「かぼちゃときゅうりの和え物」でも
おいしく召し上がれますが、切り干し大根を加えることで
食物繊維や噛みごたえがアップします。
《1食分栄養価》
エネルギー 76キロカロリー
食塩相当量 0.6グラム
献立表はこちらに掲載しています。
《お米は大切な食物繊維摂取源!》
「血糖値が気になり、お米を食べないようにしている(減らしている)」
といった声を相談の中で聞くことがあります。
確かにお米は糖質の多い食品なので、食べ過ぎれば血糖値は大きく上がります。
一方で、糖の吸収スピードをゆっくりにし血糖値の上昇をゆるやかにする働きのある食物繊維も多く含まれる食品であり、
割合で考えると野菜よりも多くの食物繊維を摂取しています。
またお米はおなかにたまりやすく、間食の食べ過ぎを防ぐこともできます。
そのため、お米は3回の食事で適量しっかり食べましょう。
女性は120から150グラム、男性は180から200グラムが適量です。
羽村市福祉健康部健康課(保健センター内)
電話: 042-555-1111 (保健センター係)内線622 (健康推進係)内線624
ファクス: 042-554-4767
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