(令和7年2月26日)
おはようございます。
本日ここに、令和7年・2025年第1回羽村市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席を賜り、厚く御礼申し上げます。
第1回定例会の開会に当たり、令和7年度の行政運営に臨む、私の施政方針について申し述べ、議会並びに市民の皆様の御理解と御協力をいただきたいと存じます。
昨今の世界的な経済環境の変動に加え、異常気象の影響などにより、市を取り巻く環境は厳しい状況が続いております。
特に、食料品価格の上昇や光熱費の高騰は、市民の皆様の生活に直接的な影響を及ぼすとともに、市内事業者の事業活動にも大きな負担となっております。
また、本年1月には、阪神・淡路大震災から30年という節目を迎えました。
この間、東日本大震災を始めとする大地震や集中豪雨などの自然災害が全国各地で発生し、甚大な被害をもたらしました。
昨年は、能登半島地震による大きな被害や、南海トラフ地震への警戒など、自然の脅威は、私たちの身近に今も存在しており、防災体制の一層の強化が喫緊の課題であることを、改めて認識しました。
さらに、巧妙化する特殊詐欺や首都圏における闇バイトを介した強盗事件の多発など、市民の安全な暮らしを脅かすものとして、大変憂慮しております。
このような厳しい社会経済状況下にあっても、私たちの目指す市の将来像「まちに広がる笑顔と活気 もっと!くらしやすいまちはむら」を実現していくためには、第六次長期総合計画に基づく施策を、着実に推進していくことが重要です。
デジタル化の推進、子育て支援の充実、脱炭素社会への対応、市民の安全・安心の確保、老朽化する公共施設の再生、都市基盤の整備、そしてまちの賑わい創出など、数多くの課題に、継続して対応していく必要があり、前例にとらわれることなく、スピード感をもって取り組んでいく考えであります。
一方、市の財政状況は、令和5年度決算では基金残高は一時的に増加したものの、経常収支比率が悪化し、財政の硬直化は依然として進んでおり、先行き不透明な状況が続く中、引き続き厳しい財政状況が続くものと想定しております。
令和7年度は、「第六次羽村市長期総合計画」の4年目に当たり、前期基本計画の仕上げ段階であるとともに、後期基本計画の策定に向けた準備に着手していく重要な年となります。
こうした状況を踏まえ、令和7年度の予算は、財政の健全化に向けた取組を着実に進めるとともに、限りある財源について創意工夫を凝らし、「子供たちへの投資」「市民の安全・安心対策、地域の強靭化対策への投資」「行政のデジタル化への投資」を中心に、「次世代へつなぐ、安全・安心な未来を築く予算」として編成しました。
さらに、物価高騰に直面する市民の皆様の生活支援と、魅力あるまちづくりにも力を注いでまいります。
予算の規模でありますが、一般会計予算は、260億2千900万円で、前年度当初予算額に対して、16億1千900万円、6.6パーセントの増となり、過去最大を更新する規模となりました。
一般会計と特別会計、公営企業会計を合わせた羽村市全体の予算規模は、432億5千66万5千円で、前年度当初予算額に対して、15億834万円、3.6パーセントの増となっております。
それでは、令和7年度に取り組む施策の大要について、御説明いたします。
はじめに、第六次長期総合計画後期基本計画の策定に向けた取組です。
現在推進している前期基本計画の計画期間が令和8年度に満了するため、後期基本計画の策定作業を開始します。基本計画は、基本構想の実現に向け、計画期間である5年間に、市が進める施策の方向性を示すものです。
近年は、物価やエネルギー価格の高騰、自然災害の発生、さらには新興感染症の脅威など、新たな課題が増えてきております。
さらに、2025年を迎え、団塊世代の方全てが後期高齢者へと移行し、今後更に、高齢化が進んでまいります。
このように、先を見通すことの難しい状況にある中での計画策定となりますので、子供から高齢者まで、幅広い市民の皆様に御意見やお考え等をお聴きし、反映することで、実効性の高い計画としてまいります。
次に、第六次長期総合計画に定めた、未来を築く五つのコンセプトと自治体運営の方針に沿って、新規・レベルアップ事業を中心に御説明いたします。
コンセプト1「自分らしく生きる」では、生涯にわたり、だれもが、家庭、学校、職場、地域などで、自分らしい生き方ができるまちを目指しております。
その実現に向けて、福祉・健康、地域コミュニティの活性化などの施策について、さまざまな取組を推進してまいります。
今年は戦後80年を迎えます。
戦争を経験した方々の高齢化が進む中、戦争の記憶を風化させることなく、平和の大切さや戦争の悲惨さを次代に伝えてまいります。
平和啓発事業については、例年実施している平和の企画展やピースメッセンジャー事業等に加え、戦後80年事業を新規事業として実施します。
戦後80年事業では、「平和記念式典の開催」「戦争体験談等の募集」及び「はむら千羽鶴プロジェクト」に取り組んでまいります。
現在、市の高齢化率は27.1パーセントとなり、市民の4人に1人以上が高齢者という状況にあります。
市では、高齢者の皆様が、住み慣れた地域で、いつまでも、自分らしく、安心して、豊かな生活を送ることができるよう、フレイル予防の推進に、重点的に取り組んでおります。
加齢に伴う聴力機能の低下は、高齢者の社会参加や日常生活に影響を及ぼします。
そのため、閉じこもり防止とコミュニケーションの促進を図り、フレイル予防につなげることを目的として「高齢者聞こえのコミュニケーション支援事業」を実施します。
具体的には、補聴器の購入に係る費用の一部を助成するとともに、加齢性難聴に関する正しい知識の普及啓発活動を進めてまいります。
今年度、より多くの市民の皆様にスポーツに親しんでいただくため、市民体育祭に代わる新たなスポーツイベントとして、「市民スポーツまつり」をS&Dスポーツパーク富士見で開催しました。
当日は、子供から高齢者まで幅広い世代の市民の皆様に御参加いただき、多様なスポーツ種目を体験していただく機会となりました。
この成果を踏まえ、令和7年度は、「市民スポーツまつり」と「はむらスポーツフェスティバル」を一本化し、市内複数のスポーツ施設を会場として活用した、より大規模な市民参加型のスポーツイベントとして実施してまいります。
開催は10月13日月曜日スポーツの日を予定しています。
なお、「はむら健康フェア」と「ポットラックイベント」を同時開催し、市民の健康づくりに関する意識の向上を図るとともに、地域との連携による居場所づくりも推進してまいります。
コンセプト2「成長をはぐくむ」では、子供から高齢者まで、生涯を通じて成長し、さまざまなつながりを持ち続けることができるまちを目指しております。
その実現に向けて、子育て支援や学校教育などの施策について、さまざまな取組を推進してまいります。
こども基本法の施行及びこども家庭庁の発足を踏まえ、全ての子供の健やかな成長を社会全体で支援するため、「こども計画」の策定を進めてまいりました。
この計画のスタートに合わせ、令和7年4月に、保健センター内に「こども家庭センター」を設置します。
こども家庭センターでは、母子保健と児童福祉の機能を一体化し、妊娠期から子育て期にわたる包括的な支援の充実を図ってまいります。
運用に当たっては、母子保健と児童福祉双方の業務に精通し、総合的な見地から支援を調整することのできる統括支援員を配置します。
この体制の下、両部門が緊密に連携しながら、切れ目のない支援を実施してまいります。
妊娠期における支援に関しては、新たに「多胎妊婦に対する妊婦健康診査支援事業」を実施します。
双子や三つ子などの多胎妊娠は、単胎妊娠の場合と比べ、より慎重な健康管理が必要となります。
そのため、定期的な妊婦健康診査の受診回数が増加し、これに伴う経済的負担も大きくなることが課題となっています。
こうした状況を踏まえ、多胎妊婦の方々が安心して妊娠期を過ごし、適切な健康管理を行えるよう、妊婦健康診査の費用の一部を助成します。
また、市民が安心して妊娠・出産・子育てができる環境づくりを推進し、切れ目のない支援の充実を図るため、「妊婦支援給付金事業」を実施します。
具体的な支援内容は、まず妊娠届出時に5万円を支給し、さらに、出産後には子供一人につき5万円を追加で支給します。
支給方法については、受給される方の希望に応じて、現金給付またはギフトカードのいずれかを選択できるようにしております。
学童クラブに関しては、今年度より、富士見小学校において、民間事業者への委託による学校施設内での学童クラブの運営を開始しました。
令和7年度は、富士見学童クラブについて、民間事業者への委託による運営を開始します。
さらに、支援員資格取得者の任用や資格取得の推進を図るとともに、学童クラブ職員に対する研修機会を確保し、学童クラブにおける安全・安心の確保と育成支援の質の向上に取り組んでまいります。
子供たちの学びを支える教育環境の整備を図るため、計画的に教育施設の改修工事を進めております。
令和7年度は、小作台小学校の体育館の床の張替えや屋上防水工事、照明のLED化など、設備等の更新を行います。
なお、工事期間中は児童の学習活動に支障がないよう、細心の注意を払って進めてまいります。
私は、子供たちの住む自治体によって教育格差が生じることのないよう、学校給食の無償化については、国の責任において制度設計し対応すべきであると考えており、東京都市長会を通じ、国に働きかけてまいりました。
東京都に対しては、国が実施するまでの間、財政支援を求めてまいりました。
こうした取組が成果となり、本年1月から、市内小学校・中学校の学校給食の無償化に必要な保護者負担分の補助を開始しました。
また、アレルギー対応等のために弁当を持参している児童・生徒の保護者の負担軽減も併せて実施しております。
令和7年度においても、この「学校給食費保護者負担軽減事業」を継続して実施し、保護者の皆様の経済的負担の軽減と、子供たちの健やかな成長を支える環境づくりに取り組んでまいります。
令和元年度から国の「GIGAスクール構想」に基づき、市内小学校・中学校の全ての児童及び生徒に、1人1台の端末を配備し、デジタル教育環境の整備を進めてまいりました。
現在の端末が、令和7年度に導入から5年目を迎えることから、教育活動に支障が生じることのないよう、計画的な更新準備を進めてまいります。
令和7年度は、「GIGAスクール構想第2期」に基づき、共同調達により4千337台の端末を購入し、円滑な移行のための準備作業に取り組みます。
併せて、デジタル教育環境の質の向上を図るため、ネットワーク環境を評価及び分析するネットワークアセスメントを実施し、ネットワーク環境の改善に取り組みます。
これまで学校が主体となって運営してきました部活動について、国の方針に基づき、段階的に地域のクラブや団体への地域展開を進めてまいります。
令和7年度は、男子バレーボール部、演劇部、吹奏楽部を地域展開してまいります。
また、円滑な地域展開の促進、地域展開した部活動の支援及び生徒の安全を確保するための取組として、連絡協議会の開催や指導者講習会を実施します。
今年は、市の二つの公共施設が節目の年を迎えます。
まず、郷土博物館が開館40周年を迎えます。
これを記念して、開館以来の40年間のあゆみを振り返る特別展示を企画しております。
さらに、市にゆかりのある文学者である中里介山の生誕140周年に当たることから、特別展及び講演会を開催いたします。
また、市民の皆様の生涯学習の拠点として親しまれております、プリモホールゆとろぎは、開館20周年を迎えます。
開館20周年を記念して、「ゆとろぎ協働事業運営市民の会」や羽村市文化協会、関係団体等と連携して記念事業を実施してまいります。
さらに、年間を通じて実施される各種文化事業についても、開館20周年を記念する冠事業として開催し、市民の皆様と共に盛り上げてまいります。
コンセプト3「スマートにくらす」では、自然環境を大切にしながら、日々暮らしの中で、便利さや快適さが感じられるまちを目指しております。
その実現に向けて、都市基盤整備、公共施設の機能充実、市民の利便性の向上、環境などの施策についてさまざまな取組を推進してまいります。
都市計画に関する基本的な方針を示しております、現行の「都市計画マスタープラン」は、令和10年度をもって計画期間が満了します。
このため、新たな時代を見据え、令和7年度から3か年をかけ、改定作業に取り組みます。
また、この機会を捉え、持続可能なまちづくりの実現に向けて、都市機能の適切な誘導を図るため「立地適正化計画」の策定にも、並行して取り組んでまいります。
令和7年度の具体的な取組は、現行の都市計画マスタープランの評価及び分析を行うとともに、長期総合計画等の上位計画や関連計画との整合性を精査します。
また、知識経験者等で構成する専門家会議、並びに庁内の関係部署による検討会議を設置し、具体的な検討作業を開始します。
羽村駅西口土地区画整理事業については、現在設定しております令和6年度から令和11年度までの6か年の事業範囲において、優先事項である「都市計画道路3・4・12号線」「駅前交通広場」について早期整備を目指します。
権利者の皆様の負担軽減に配慮し、施工手順を工夫しながら効率的かつ効果的に事業を進めてまいります。
また、駅前周辺の将来を見据えたまちづくりについて懇談する機会を新たに設けるなど、羽村駅西口駅前周辺地区のまちづくりに関するイメージプランの作成に向けた取組を開始してまいります。
ヒノトントンZOOについては、アットホームな雰囲気を特徴とする動物公園として、特に子育て世代の皆様から親しまれ、市内外から多くの来園者にお越しいただいております。
しかしながら、開園から47年が経過する中で、社会経済情勢の変化に伴う経営環境の変化や施設の老朽化など、さまざまな課題が顕在化しております。
これらの課題に適切に対応するため、今年度は、庁内に検討会議を設置し、今後の動物公園の在り方について、多角的な検討を重ねてまいりました。
この検討結果を踏まえ、令和7年度は、今後の管理運営について検討を進め、管理運営計画を策定してまいります。
市の公共建築物については、市民の皆様の利便性の向上と長寿命化を図るため、計画的な改修工事を進めております。
まず、東児童館では、空調設備等改修工事を実施します。
また、福祉センターについては、防音機能の復旧工事に向けた実施設計を行います。
開館20周年を迎えるプリモホールゆとろぎでは、施設機能の維持向上を図るため、ホールの空調設備の一部を更新するとともに、舞台設備の更新に向けた検討等を進めてまいります。
S&Dスポーツアリーナ羽村については、第1ホール・第2ホールへの空調設備の新設、第3ホールなどの既存の空調設備の改修及び屋上防水等の更新に向けた実施設計に取り組みます。
自然環境の分野では、次世代を担う子供たちの環境保全意識を育むため、新たに「自然環境学習ツアー」を実施します。
2日間の体験プログラムとし、1日目は市内において事前学習を行い、2日目は、姉妹都市である山梨県北杜市において森林学習を実施します。
この事業を通じて、自然に触れる楽しさを体感するとともに、環境保全の重要性について理解を深め、将来的に市内での環境保全活動を実践する環境リーダーの育成の機会としてまいります。
コンセプト4「にぎわいを創る」では、市内経済活動の基盤強化や市内産業の活性化を図り、羽村市を訪れる人との交流の輪を広げることで、にぎわいがあふれるまちを目指しております。
その実現に向けて、産業振興、にぎわいの創出などの施策について、さまざまな取組を推進してまいります。
昨今の物価高騰により、市内事業者の経営環境は厳しさを増し、また、市民の皆様の家計にも大きな影響が及んでいます。
このような状況を踏まえ、市では、羽村市商工会が実施する生活応援事業「プレミアム付デジタル商品券事業」を支援してまいります。
この事業への支援を通じて、市内事業者の経営支援、市民の皆様の生活支援、さらには利便性の高いキャッシュレス決済の普及促進を図ってまいります。
農業の健全な発展を目指し、意欲ある農業者の皆様への支援も積極的に推進しております。
認定農業者制度における新規認定及び更新認定への支援を行うとともに、農業経営改善計画の実現に向けた各種支援を実施してまいります。
令和7年度は、4経営体に対し、都市農業経営力強化事業費の補助、1件の更新認定への支援に取り組みます。
「はむら市民と産業のまつり」は、3年目を迎えます。
今年度の開催時には、初日が雨天となりましたが、二日目は晴天に恵まれ、市民の皆様を始め、大変多く方々に来場していただき、さまざまな催しを楽しんでいただきました。
令和7年度も、気候の安定する11月上旬の開催を予定しております。
市としましては、より一層充実した内容での開催となるよう、実行委員会との連携を密にし、取り組んでまいります。
コンセプト5「くらしを守る」では、災害や犯罪などから、自助・共助・公助により、市民の皆様のくらしを守ることができるまちを目指しております。
その実現に向けて、防災、感染症対策などの施策について、さまざまな取組を推進してまいります。
市民の皆様の防災意識の向上と災害時の対応能力の強化を目的として、毎年、総合防災訓練を実施しております。
令和7年度は、東京都との合同による大規模な訓練を予定しております。
この訓練では、行政はもとより、消防、警察、自衛隊など関係機関が緊密に連携し、より実践的な訓練を実施することにより、市の災害対応力の向上を図ってまいります。
災害時のライフラインの確保は市民の皆様の生命と生活を守るうえで極めて重要であると認識しております。
このような観点から、指定避難所等の給水管の耐震化と応急給水栓の設置を進め、災害発生時においても安定した給水体制を確保し、避難所機能の強化を図ってまいります。
令和7年度は、指定避難所である富士見小学校、小作台小学校、武蔵野小学校に設置します。
緑ヶ丘地区及び神明台地区の雨水については、現在、旧都市下水路を通じて多摩川へ排水しています。
この地区の雨水を、東京都が管理する多摩川上流雨水幹線を通じて排水するため、福生市と連携し、令和7年度から令和8年度までの2か年で改修工事を実施します。
工事の施工箇所が福生市内であることから、福生市への事務委託により実施します。
近年、首都圏において、いわゆる「闇バイト」を介した侵入強盗等が多発しており、市民の皆様の安全な暮らしを脅かす社会問題となっています。
市では、このような犯罪を未然に防止するため、防犯体制の強化に取り組んでまいります。
具体的な対策として、街頭防犯カメラを増設します。
また、各家庭における防犯対策を支援するため、防犯機器等の設置促進に向けた補助事業を実施します。
「第六次長期総合計画」に定めた「自治体運営の方針」では、市が保有する経営資源を最大限に活用し、新たな時代に順応した行政サービスの提供や、健全な財政運営を行い、効率的で質の高い行政サービスを提供していくこととしております。
行政のデジタル化を積極的に推進し、業務効率の向上とテレワーク推進の観点から、新たに「文書管理・電子決裁システム」の導入を進めてまいります。
令和7年度中にシステムを導入し、必要な環境整備等の準備作業を行い、令和8年度から本格運用を開始してまいります。
公共施設に関しては、財政状況や人口減少に対応し、計画的に公共施設の総量抑制を図る必要があります。
そのため、「公共施設等総合管理計画」に基づき、整理統合に向けた具体的な検討を進め、公共施設等の総合的かつ計画的な管理運営を推進してまいります。
令和7年度は、市民の皆様から意見をお聴きし、公共施設再配置構想の策定に取り組みます。
以上、新年度に向けた施策の方針等について申し述べました。
私は、市長に就任以来この4年間、「市民の皆様の幸せ」を最優先に考え、職員と一丸となり、全身全霊を傾けて市政運営に邁進してまいりました。
令和7年度におきましても、実施計画に掲げた事業はもとより、日々の市民サービスに至るまで、一つ一つ着実に成果を積み重ね、市民の皆様が輝かしい未来に希望を抱き、確かな幸せを実感できるまちづくりに、全力で取り組んでまいります。
市民の皆様からの信頼と期待に応え、さらなる市の発展を目指し、不退転の決意で市政運営に取り組む所存です。
改めまして、議員各位並びに市民の皆様、市内事業者の皆様の御理解と御協力を心からお願い申し上げます。
なお、今次定例会には、当初予算案件7件、条例案件14件、補正予算案件6件、人事案件2件、合わせて29件の議案を御提案申し上げております。
よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げ、私の発言といたします。
御清聴ありがとうございました。