第39回　飼い主のいない猫対策

＜エコ＞クール先生、わたし、猫を飼い始めたんです！もうかわいくて、かわいくて！外に出たがるから、そろそろ出してあげようかしら。

＜クール＞うーん、気持ちはわかるけど、猫を外に出すと、近所に迷惑をかけたり、交通事故や猫同士のケンカで怪我をしたりすることもあるから、猫は屋内で飼おうね。

＜エコ＞そういえば、お隣さんがこの前、猫にゴミを荒らされたって言ってました。

＜クール＞「飼い主のいない猫」は、他人の敷地にフンをしてしまったり、ゴミを荒らしたりしてご近所トラブルの原因になることもあるんだ。そうなってしまうと人間も猫も悲しい思いをすることになってしまうね。

＜エコ＞そうかぁ・・・。悲しい猫を増やしたくないです。

＜クール＞そのためにも、その猫が一代限りで命を全うできるように、不妊・去勢手術を受けさせることが大切なんだ。市では、ボランティア団体と協力して、飼い主のいない猫対策を行っているよ。

＜エコ＞飼い主のいない猫の問題も、自分たちの地域全体の問題の一つとして考えていけたらいいですね。