▲ エコちゃん
<エコ>テレビのニュースでアマゾンのあちこちで森林火災が起きているって言ってたけど本当なんですか?
<クール>そうなんだ。アマゾンの原生林は地球の「肺」の役割をしていて、地球の酸素の20%を提供してくれているんだ。ブラジル国立宇宙研究所の発表によると、8月の1か月間に森林火災で東京・埼玉・群馬・栃木の合計を超える面積が燃えてしまったんだ。
<エコ>えぇっ!そのうち森林がなくなっちゃうんじゃないですか?
<クール>この火事は、原生林を畑にするために行った「焼き畑農業」がきっかけとなって、高温と乾燥でどんどん広がってしまったんだ。
<エコ>うわぁ、大変!
▲ クール先生
<クール>アマゾンだけじゃないんだよ。、オーストラリアでも森林火災が起きて、たくさんのコアラが死んでしまったんだ。気候がおかしくなってきたせいで土地の乾燥が続き、ちょっとしたことが原因で火事が起きてしまうんだね。森林火災が続くとコアラだけではなく、そこをすみかにしていた多くの動物たちも生きていけなくなって、絶滅してしまう恐れもあるんだよ。
<エコ>どうにかして森林火災を防ぐ方法はないんですか?
<クール>私たちが快適で便利な生活をするために石油をたくさん使い、CO2を多量に出してきたことで、乾燥地帯を作ったのだから、それを変えないといけないね。
<エコ>そうか・・・じゃあまず、年末年始から節電を頑張ります!
<クール>そうだね。緑が少なくなるとCO2の吸収率が減って、温暖化が進んでしまうから、今自分にできることを積極的にやらないといけないね。